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「どうせ自分なんて…」言ってない? 人生を変える7つの言葉

適応障害で休職中の僕が、スマホで見つけたのが、ゲイリー・ジョン・ビショップの『あなたはあなたが使っている言葉でできている』を解説する動画だった。

ヨンドメ

どうせ自分なんて…

気づけば1日に何回この言葉を心の中で呟いていたんだろう。休職してから、自分を責める声が止まらなくて。でも、その「声」こそが、僕を動けなくしている犯人だったんです。完璧にできてるわけじゃない。でも、少しずつ前に進めている感覚がある。だから、同じように苦しんでいる誰かの参考になれば嬉しい。

目次

頭の中の「声」が、全部を決めてる

あなたを一番苦しめているのは、職場の上司でも、理解してくれない家族でもない。毎日あなたに語りかけている、あなた自身の声なんだ。

1日5万回の思考、ほとんどが自分との会話

動画で知って驚いたんだけど、人間って1日に5万回以上も思考するらしい。最初は「ほんとに!?」って疑った。でも、よく考えたら納得した。朝起きてから寝るまで、僕たちの頭の中では絶え間なく「誰か」が喋ってる。その相手のほとんどが、自分自身なんだよね。

ヨンドメ

「今日も会社行きたくないな」
「またミスするかも」
「自分なんて価値ない」


――気づけば、ネガティブな独り言が頭の中でループしてる。動画では、著者のビショップがこんな風に言っていた。
お前の言葉をいちばん聞いているのは、友達でも親でもない。お前自身だぞ。この言葉、グサッときた。だって本当にそうだから。大切なのは、まず自分のネガティブな独り言に気づくこと。

「あ、また言ってる」って思えると、その言葉に支配されなくなる。今は、ネガティブな独り言が浮かんだら、「ありがとう、でも今はいらない」って心の中で返すようにしてる。

悩みを「巨大な壁」にしてるのは、自分

休職してから、僕の悩みは部屋の天井まで届くくらい大きく感じられた。もう人生終わりだって、本気で思ってた。でも、動画で紹介されていた実験の話を聞いて、ハッとしたんだ。

問題の渦中にいると、視野は狭くなる

アラバマ大学のウィルハート教授が行った実験によると、問題に直面している最中って、人は実際よりも問題を大きく深刻に感じるらしい。動画では「一歩下がって人生全体を眺める」テクニックが紹介されていた。やり方はシンプル。まず、過去に乗り越えた困難を思い出す。次に、未来に待ち受けているであろう難関を想像する。

僕がやってみたら、色々思い出した。初めての失恋。親との大喧嘩。あの時も「人生終わった」って思ったけど、気づいたら乗り越えてた。そして未来を想像した。もしかしたら親が病気になるかもしれない。リストラされるかもしれない。大切な人と別れるかもしれない.

不思議なことに、そう考えたら、今の休職って「乗り越えられない壁」じゃなくて「また乗り越えるべき壁の一つ」に見えてきたんだ。過去に乗り越えた困難を3つ書き出すだけでいい。僕はノートに書いた。見返すと、「あれ、意外と自分って強いかも」って思える。

不幸は、実は幸運の始まり

休職したとき、同僚からの連絡がパタリと止まった。最初は寂しくて、悲しくて、「やっぱり自分なんて」って思った。でも、動画で学んだ考え方で、見え方が変わったんだ。

どんな物事にも、良い面と悪い面がある

動画で紹介されていた古代ローマの賢帝、マルクス・アウレリウスの言葉が心に残ってる。大切なのは、辛い時になんて不幸なのだと思うのではなく、頑張る機会が得られて運がいいと思うことだ。最初は「そんな綺麗事」って思った。でも、試しに休職を「幸運な機会」として捉え直してみた。

連絡をくれなくなった友人たち――実は、本当に大切な人が誰か分かる機会だったかもしれない。仕事を離れたこと――自分が本当にやりたいことを見つめ直すチャンスかもしれない。体調を崩したこと――無理しすぎる前に立ち止まれたラッキーな出来事かもしれない。

この考え方、僕は好きだな。励まされる。完全にポジティブになれなくても、ちょっとだけ見方が変わるだけで、呼吸が楽になる感じがするんだ。今は、何か嫌なことがあったら、ノートに「この出来事から得られる幸運な機会」を一つだけ書くようにしてる。最初は無理矢理感があったけど、続けると本当に見つかるようになってくる

「でも」って言うたび、逃げてる

「復職したいけど、でも勇気がない」「運動した方がいいけど、でも時間がない」――動画を見るまで、僕は1日に何回「でも」って言ってたんだろう。

「でも」は最強の言い訳ワード

動画では、「でも」という言葉が、どれだけ自分を被害者の位置に置いているか説明されていた。「でも」って言うたびに、行動しない理由を作り出してるんだって。これは難しいなぁって正直思った。無意識に使ってそうなワードだから。でも(あ、また使ってる)、意識してみると本当に多かった。

動画では、「でも」と言いそうになったら、代わりに「私にはできる」と唱えるようにって言ってた。最初は恥ずかしかったけど、小声でもいいから声に出すのがポイントらしい。「できる根拠なんてないじゃん」って思うかもしれない。でも、あるんだ。今まで生きてきたこと自体が根拠だって

本当にやりたいことを、知ってる?

動画を見て一番ドキッとしたのが、「意志がなければゴールなきレースを走るようなもの」という言葉だった。僕、走る理由すら分からないまま、ただ走らされてた気がする。

「どうしてもしたいこと」を問う大切さ

休職前、僕は周りの期待に応えることばかり考えてた。親が喜ぶから。上司に認められたいから。友達に負けたくないから。でも、自分が本当に何をしたいのか、全然分かってなかった。動画では、哲学者のセネカの言葉が紹介されていた。運命は、意志のある者を導き、ためらう者をひきずっていく。

毎朝やってるモーニングページってノート術があって、朝起きたら思考を3ページ分ノートに吐き出すんだけど、そのあとでやりたいことが思い浮かんで、そこから次の行動に移る感覚があるんだよね。最初は「早く仕事復帰しなきゃ」「周りに迷惑かけられない」とか、義務感ばかりが出てきた。

でも、それらを全部書き出して、心を空っぽにしていくと、小さな「やりたい」が顔を出してくる。

  • 近所のカフェでゆっくりコーヒー飲みたい
  • 読みかけの本の続きを読みたい
  • 散歩したい

そういう小さな「やりたい」から始めていいんだって、動画を見て分かった。今日10分だけでいい。他人の期待を全部無視して、「自分が本当に望むこと」を一つだけ書き出してみてほしい。誰にも見せなくていいから。

考えるのをやめて、とにかく動く

動画で何度も繰り返されていたのが、「行動こそがすべて」という言葉だった。人の価値は「何を考えたか」じゃなくて「何をしたか」で決まるって。

気分が乗らないのを待ってたら、一生来ない

休職中、僕は「気分が良くなったら」「もう少し元気になったら」って、ずっと待ってた。でも、その日は来なかった。気分が良くなるのを待ってたら、永遠に何も始まらないんだ。動画では、偉大な人々は感情に左右されず、やると決めたことを機械のように淡々と実行するって言ってた。

最初は「そんな冷たい感じ、嫌だな」って思った。でも、違うんだ。行動を始めると、悩んでいる時間がなくなる。これは本当だった。結局、暇になると無駄に悩んじゃうから。オススメなのは、タイマー5分作戦。先延ばしにしてることを一つ選んで、タイマーを5分セットして、何も考えずに始める。

「完璧にやろう」とか「ちゃんとやろう」とか考えない。ただ、5分だけ。不思議なことに、5分やると続けられることが多い。続けられなくても、5分やっただけで「ゼロじゃない」から、自分を褒められる。行動することが、悩みを消し去る最も強力な薬。動画で学んだこの言葉、今は僕の座右の銘になってる。

期待をやめたら、楽になった

動画の最後に紹介されていた考え方が、「期待は百害あって一利なし」。これも最初は「えー、期待しないなんて寂しくない?」って思った。

期待と現実のギャップが、苦しみを生む

動画で説明されていたのは、僕たちを苦しめるのは出来事そのものじゃなくて、「こうあるべきだ」という期待と現実とのギャップだってこと。今日1日だけでいい。誰かに対して「〜してくれるはず」って期待するのをやめて、起こったことをそのまま観察してみてほしい。

言葉が人生を作る、ってほんと?

動画を見終わって、僕は変われるかもと思えた。劇的にじゃない。少しずつ、本当に少しずつ。紹介した7つのハック、別にテクニックの寄せ集めじゃないんだ。「言葉が行動を作り、行動が人生を作る」っていう、シンプルだけど強力な原則に基づいてる。動画で最後に紹介されていた、ナポレオン・ボナパルトの言葉が忘れられない。

考える時間を持て。しかし、行動すべき時が来たら、考えるのをやめて行け。

完璧じゃなくていい。全部できなくてもいい。一つだけでも、今日から始めてみない?僕がこの記事を書き終えたら、散歩に出かけるつもり。15分だけ。何も考えずに。

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