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適応障害4度目の僕が『無敵のメンタル』で救われた話——「臆病」は才能だ

適応障害で4度目の休職中。正直に言うと、「またか」って思った。周りの人たちは普通に仕事をこなしているのに、なぜ自分だけがこんなに苦しいのか。そんな中、文筆家・千田琢哉氏の著書『無敵のメンタル』を解説した動画と出会った。精密検査で「ストレス耐性度」の偏差値が90を超え、「10万人に1人」レベルと診断された人物が書いた本。

正直、「どうせ元々メンタルが強い人の話でしょ」と斜に構えて再生ボタンを押した。でも、動画を観終わった時、僕の中で何かが変わった。46の「心のスイッチ」が紹介されている本の中から、動画では特に衝撃的な5つの真実が語られていた。僕がずっと「弱さ」だと思っていたものが、実は「才能」だったと教えてくれる内容だったんだ。

目次

「臆病」は弱さではなく、才能である

僕はずっと自分の慎重さを恥じていた。新しいことに挑戦する前に、あれこれ考えすぎてしまう。最悪のケースを想像して、足がすくんでしまう。周りからは「考えすぎ」と言われ続けてきた。適応障害を繰り返す自分を、心の底から「弱い人間だ」と責めていた。

臆病は「頭脳明晰で想像力が豊か」な証拠

でも、動画で語られた言葉に、思わず画面を二度見した。

臆病とは実は頭が良く想像力が豊かな人間のこと。臆病なことは繊細で頭脳明晰である証拠。

え、マジで?臆病って、才能なの?僕が短所だと思っていた性質が、実は「頭脳明晰で、想像力が豊か」という証拠だって言われたら、なんか嬉しくなる。臆病である事を誇りに思っても良いのかなと、初めて感じた。

長期的な成功者はみんな「常軌を逸するほどの臆病者」だった

さらに驚いたのは、著者が出会ってきた長期的な成功者たちが、揃いも揃って「常軌を逸するほどの臆病者」だったという話。これって本当なの?歴史の偉人の中にも、僕みたいにメンタル弱よわな人がいたってこと?なんだか急に、自分と偉人たちの距離が縮まった気がして、嬉しくなった。

彼らはあらゆるリスクを想像し、熟考を重ねた末に決断を下すからこそ、偉大なことを成し遂げられる。臆病さは戦略的思考力だったなんて。

ただし、行動しなければ「意気地なし」で終わる

ただし、動画では重要な注意点も語られていた。臆病さに誇りを持つだけで行動しなければ、単なる「意気地なし」で終わってしまう。行動に移して初めて、臆病さは真価を発揮する。臆病である事を誇りに思い、行動し続けることが大切——。適応障害で休職中の今だからこそ、動画で語られたこの言葉が深く刺さった。

成功の反対は「失敗」ではなく「多数決」である

次に動画で語られたのは、意外な真実だった。「成功の反対は失敗ではなく、多数決である」。え、どういうこと?最初は全く意味が分からなかった。でも、動画を視聴して学んだ内容を咀嚼していくうちに、腑に落ちる瞬間がやってきた。

周りに流されて言いたいことが言えない場面、ありすぎる

動画では、運動会の綱引きの例が出てきた。人は集団になると無意識に力を抜き、思考能力が低下する。特に問題なのは、徹底的に話し合い相手を理解する本来の民主主義ではなく、安易な結論に流れる「日本式の多数決」。ああ、これはめちゃくちゃ分かる。

職場で、本当は違う意見があったのに、「みんなそう言ってるし…」って流されたこと、何度もある。革新的なアイデアは、多数派の心地よさの中で握り潰される——まさにそうだった。

意見がずれていること自体が、実は成功の種なのかもしれない

自分の意見が周囲とずれていること自体は、実は成功の種なのかもしれない。組織の中で違和感を感じていた僕は、実はその他大勢の思考から一歩抜け出していただけ?そう思うと、なんだか自分に自信が持てそうになった。意見が却下されて落ち込んでいたけれど、むしろ誇りに思うべきだったのかもしれない。

動画を視聴して学んだ視点が、僕の自己肯定感をじわじわと回復させてくれている。

裏切った人は勝手に自滅する——復讐は不要

適応障害になった原因の1つに、人間関係の問題があった。信頼していた人に裏切られたと感じた経験。あの時の辛さは、今でも思い出すと胸が苦しくなる。でも、動画で語られた法則に、僕は救われた。

ふてくされずにいれば、運がきっとやってくる

人を裏切った相手は例外なく落ちぶれ、裏切られた側はふてくされさえしなければ運気が上昇する

動画で紹介されたこの法則が機能するための絶対条件は、ただ1つ。「ふてくされないこと」。裏切られたとしてもふてくされずにいれば、運がきっとやってくる…そう思うとなんか励まされるね!どんな困難がやってきたとしてもふてくされずにいることって大切なのかもしれない。

宇宙があなたの代わりに決着をつけてくれる

ドラマみたいな復讐劇は必要ない。「倍返し」を叫んで自分の手を汚す必要は一切ない。自分のやるべきことに集中していれば、宇宙が代わりに決着をつけてくれる。相手は勝手に自滅していく。動画を視聴して学んだ視点は、僕を復讐という不毛なエネルギー消費から解放してくれた。

適応障害で休職したけれども、ふてくされずに毎日を生きることが大切なんだろうな。

「嫌いな人」について語る時間をゼロにする

動画では、さらに実践的なアドバイスも紹介されていた。それは、人生から「嫌いな人について語る時間」を完全に排除すること。「嫌いなことを嫌いな人について熱く語るのは何のメリットもないどころか寿命の無駄遣い以外の何者でもない」

悪口は自分に振り返ってくる

これは分かる!悪口は自分に振り返ってくるというから、僕自身も嫌いな人については全く考えないようにしている。
でも、と言いつつも、実は意識せず話しちゃってるかもしれないから気を引き締めねば!動画を視聴して学んだ教訓を、改めて自分に言い聞かせた。悪口は自己肯定感を下げ、聞かされる友人からの信頼さえ失わせる。

嫌いな人について語る時間を自己投資に使えばどれだけ成長できるか。今日からその時間をゼロにすると決断するだけで、人生には膨大な自由が生まれる。

好きなことについて語ることが大切

じゃあ、空いた時間で何をすべきか。答えはシンプル。好きな事や好きな人について熱く語ること。好きなことについて語ることが大切!なら僕はブログを通して気に入った動画を感想を交えながらいっぱい話していくぞ!動画を視聴して学んだ気づきを、自分の言葉で発信していくことが、僕にとっての最高の投資になる。

人生は「舞台裏」でつくられる

動画の最後に語られたのは、最も深遠な戦略的洞察だった。裏切りや他人の悪口に心を煩わせず、自分の好きなことに集中して得たエネルギーと時間は、どこに注ぎ込むべきか。答えは、「舞台裏」。

誰にも見られていない時の誠実な行動が、人を形作る

人生で本当に重要なのは、人に見られている「表舞台」での振る舞いではない。誰にも見られていない「舞台裏」での過ごし方こそが、人生そのものを形づくる。人に見られていない時の誠実な行動が、本物の品格や雰囲気、揺るぎない自信を創り上げる。毎日の生活を丁寧に生きることって本当に大切だよね。

「舞台裏」を磨く人は少ないから、競争率が低い

幸いなことに、「舞台裏」を美しく生きようとする人は少ないため、競争率は非常に低い。今の瞬間から「舞台裏」を磨き始めることは、人生を大きく好転させる、最も「お得」な戦略。適応障害で休職中の今だからこそ、人に見られていない時間が多い。だからこそ、舞台裏を美しく生きるチャンスなのかもしれない。

まとめ:メンタルの強さは「視点を変える」ことで手に入る

本当のメンタルの強さとは、根性で身につけるものではなく、視点を変えることで手に入る知恵だった。「臆病」を戦略的思考力と捉える賢さであり、「多数決」という安易な思考停止に抗う勇気だった。裏切る人や嫌いな人に心を砕かず、誰にも見られていない自分の「舞台裏」を創り上げることに注ぐという自己尊重の姿勢。

適応障害で4度も休職した僕だけど、もう自分を責めるのはやめようと思う。臆病さは才能であり、周りとの意見のズレは成功の種。ふてくされずに、嫌いな人について語るのをやめて、舞台裏を丁寧に生きる。動画を視聴して学んださな意識改革が、僕の心を静かに、しかし確実に強くしてくれている。

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