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「集中力がすべてを解決する」を読んで気づいた、スマホに支配されない人生の始め方

あなたは今、何かに集中して取り組めていますか?正直に告白します。適応障害で休職している今、集中力なんてどこかに消えてしまったような状態でした。でも、樺沢紫苑さんの「集中力がすべてを解決する 精神科医が教える『ゾーン』に入る方法」を読んで、ハッとしたんです。

集中力の低下って、ただの一時的な問題じゃなかったんですね。まさに「泥沼」状態だったんです。でも逆に言えば、集中力さえ取り戻せれば、すべてが好転するかもしれない。そんな希望を感じた一冊について、今日は皆さんにシェアしたいと思います。

書名:集中力がすべてを解決する 精神科医が教える「ゾーン」に入る方法

著者:樺沢紫苑

出版社:SBクリエイティブ

出版日:2024/2/9

目次

休職中だからこそ分かった「集中力の泥沼」の恐ろしさ

休職してから気づいたのですが、集中力が低下すると本当にあらゆることがうまくいかなくなるんです。

私が陥っていた負のスパイラル

  • 読書しようとしても数ページで飽きてしまう
  • 簡単な家事でさえ途中で投げ出したくなる
  • 将来への不安ばかりが頭を巡る
  • スマホを無意識に触ってしまう時間が増える

樺沢先生の言葉を借りれば、まさに「集中力が低下すると色んな部分でパフォーマンスが低下して泥沼に」という状態でした。

集中力は意識的に高められる

この本で一番救われたのは「集中力は意識的に高めることが可能」という言葉です。今まで集中力って生まれ持った才能だと思っていました。でも違ったんです。筋トレのように、正しい方法で鍛えれば誰でも向上させることができる。この事実を知っただけで、なんだか光が見えてきました。

スマホという「集中力泥棒」との決別宣言

この本を読んで一番ドキッとしたのが、スマホに関する指摘でした。

無意識のスマホ依存が招いていた集中力の破綻

「スマホを置いてるだけで集中力が減る」という事実には本当に驚きました。私は通勤時間を有効活用しようと、電車の中でひたすらスマホから情報をインプットしていたんです。でもそれが逆効果だったとは…。樺沢先生は「スマホを使いすぎると頭が悪くなる」とまで言い切っています。

スマホを長時間使用すると、せっかくの勉強の効果が無効化されることもあるそうです。

ぼーっとする時間の大切さを再発見

代わりに推奨されているのが「ぼーっとする時間」です。通勤中はスマホをいじらずに、脳内の情報を整理する時間にする。これって現代人が忘れがちな、とても大切な時間なんですね。私も復職したら、電車では意識的にスマホを触らない時間を作ってみようと思います。

「30点主義」で完璧主義から脱却する生き方

適応障害になった原因の一つに、完璧主義があったと自分では分析しています。だからこそ、この章の内容は心に響きました。

100点を目指すと100点が遠くなる矛盾

「100点を目指すと100点が遠くなる。最初は30点を目指して結果的に100点の作品を仕上げる」この考え方、本当に斬新でした。私はとにかく頑張らなきゃという意識が強すぎて、最初から完璧を求めてしまう癖がありました。でも30点からスタートするって、なんだか肩の力が抜けませんか?

過密スケジュールからの解放

樺沢先生は「過密スケジュールはミスを格段に上げてしまう」と警鐘を鳴らしています。そして「必ず調整日を入れること」をアドバイスしています。振り返ってみると、休職前の私はまさに過密スケジュール人間でした。予定と予定の間に余裕がなく、常に追われている感覚。復職後は意識的に調整日を設けてみようと思います。

90分の集中力サイクルを活用した時間術

この本で学んだ実用的なテクニックの一つが「ウルトラディアンリズム時間術」です。

人間の自然なリズムに合わせた働き方

人間の集中力は90分前後で切れるようにできているそうです。覚醒度の高い状態が90分続き、その後覚醒度の低い状態が20分続く。このリズムを知っているだけで、時間の使い方が格段に上手くなりそうです。私も今日から読書や勉強は90分単位で区切って、きちんと休憩を取るようにしてみます。

失敗との向き合い方を変える「フィードバック術」

最後に、適応障害を経験した私に特に響いた言葉をご紹介します。

「失敗はフィードバックして忘れた方が良い」

普通、失敗したときの辛さって引きずってしまいますよね。でも樺沢先生は「辛い気持ちは忘れよう」と言い切っています。大切なのは感情ではなくフィードバック。失敗から学びを得たら、感情的な部分は忘れる。この考え方ができれば、もっと前向きに挑戦できるような気がします。

まとめ:今日から始める集中力アップ生活

適応障害で休職中の私が、この本から学んだ最大の気づきは「集中力は誰でも意識的に高められる」ということでした。特に実践してみたいのは下記のとおり。

  • スマホとの距離を意識的に取る
  • 30点主義で完璧を求めすぎない
  • 90分サイクルで作業と休憩を組む
  • 調整日を予定に組み込む
  • 失敗はフィードバックして感情は忘れる

あなたも最近、集中力の低下を感じていませんか?もしそうなら、この本はきっと新しい視点を与えてくれるはずです。集中力という土台が整えば、きっと人生のあらゆる面で好循環が生まれるはず。私と一緒に、今日から「集中力がすべてを解決する」生活を始めてみませんか?

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