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【お金の不安の96%はただの妄想】今日から実践できる7つの思考法

適応障害で休職中のある朝、頭の中をグルグル回っていたのは「お金、どうしよう」でした。貯金残高を何度も確認して、不安で眠れない夜も増えていました。そんなとき、ビジネス系インフルエンサーしゅうへい氏の『お金の不安ゼロ化メソッド』の解説動画に出会いました。

動画を視聴して学んだ内容は、まさに目から鱗。お金の不安の正体が「ほとんど妄想」だという事実を知ったとき、少しだけ心が軽くなったんです。今回は、動画から学んだ7つの処方箋を、休職中の私自身の体験を交えながらお伝えします。同じように不安を抱えている方の心が、少しでも軽くなりますように。

目次

あなたの金銭的な不安が消えない本当の理由

収入が増えても、貯金が増えても、なぜかお金の不安は消えない。私自身、休職する前はそこそこ貯金もあったはずなのに、常にお金の心配ばかりしていました。動画を視聴して学んだのは、問題がお金の「量」ではなく、私たちの「考え方」にあるということ。

仮に1億円を手にしたとしても、今度は「1億円を失うかもしれない」という新たな不安が生まれるだけなんです。根本的な思考のクセを修正しない限り、一生お金に悩まされ続けることになります。動画で紹介されていた7つの処方箋は、単なるテクニックではありませんでした。

借金の総額や老後に必要な貯蓄といった「抽象的で恐ろしい全体像」に囚われるのをやめましょう。月々のキャッシュフローや今日の行動といった「管理可能な現在」に集中することが大切です。

処方箋1:心配事の96%は起こらないと知る

不安の正体は、実はただの妄想。動画を視聴して学んだこの事実は、正直言って「そんなこと言われても不安になるんだよなぁ」というのが最初の感想でした。でも、動画で紹介されていたアメリカのミシガン大学の研究データには驚きました。

私たちの心配事の驚くべき真実

動画で紹介されていたアメリカのミシガン大学の研究データは下記のとおり。

  • 心配事の80%は、実際には起こらない
  • 残りの20%のうち、16%は事前に準備すれば対応可能

つまり、心配事の実に96%は起こらないか、対処可能なことなんです。休職中の私が一番心配していたのは「このまま働けなくなったらどうしよう」「貯金が底をついたらどうしよう」ということでした。でも、冷静に考えてみると、今すぐ貯金が底をつくわけでもないし、失業保険だってあります。

動画を視聴して学んだのは、人は無意識に「不安」という感情を、やるべきことから逃げるための言い訳として使ってしまうということ。「お金さえあれば、ちゃんと治療に専念できるのに」と考えてしまうのは、現実から目を背けているだけだったんです。

重要なのは、今抱えている不安は、他の誰でもない「自分自身」が作り出していると認識すること。自分で作り出しているのだから、自分で止めることができます。まずは「あ、また余計な心配をしているな」と、自分の思考のクセに気づくことから始めましょう。

処方箋2:悩みは紙に書き出すと解決する

朝目が覚めた時から、ひたすら悩みなどを紙に書き出す習慣。これ、休職してから始めているんですが、書き出すだけで確かにスッキリするんですよね!

頭の中の怪物は、紙の上では案外小さい

動画で紹介されていた実業家の話には、心が震えました。多額の借金を抱えて自ら命を絶つことを決意した彼が、家族に遺書を書く中で、なぜ自分が追い込まれたのか一つひとつ書き出していった結果、死ぬのをやめたというエピソードです。借金がなくなったわけではありません。

頭の中で巨大な怪物のように感じていた問題が、紙に書き出すことで整理され、「今すぐ解決すべき問題は何もない。2〜3年かけてゆっくり解決していけばいい」という事実に気づいたんです。私の悩みも同じでした。頭の中にあるうちは、その全体像を正しく認識できず、必要以上に大きく感じてしまいます。

動画を視聴して学んだアドバイスは、悩みを100個、紙に書き出してみるということ。実際にやってみたら、30個も書かないうちにペンが止まりました。思考が整理されて、悩みが思ったより少なかったり、小さかったりすることに気づいたんです。問題を可視化して「正体」を突き止めたら、次は「サイズ」を正しく捉え直します。

処方箋3:お金が回っていればOKと考える

動画を視聴して学んだ最も実践的なアドバイスがこれでした。借金の総額に怯えるのではなく、毎月の「キャッシュフロー」に集中するという考え方です。

総額ではなく、月々の流れに注目する

キャッシュフローとは、シンプルに言えば「毎月のお金の出入り」のこと。収入が30万円で支出が25万円なら、キャッシュフローは正常に回っています。500万円の借金があると聞くと、その金額の大きさに圧倒されてしまうかもしれません。でも、重要なポイントは、総額ではなく「月々の返済額」です。

月々の返済が収入の範囲内でコントロールできていれば、何の問題もありません。しゅうへい氏自身、フリーランスになってからもキャッシングに頼ることが多かったそうですが、月々のキャッシュフローを管理することで破綻することなく、むしろ収入を10倍に伸ばしたそうです。

何事も継続できているならOKという考えは、日々のブログの中で学んできたことだったので、この考え方にも納得しました。月々の収入と支出の辻褄が合っており、お金の流れが止まっていない限り、状況はコントロールできているんです。

処方箋4:必要なのは「半年分の生活費」だけ

「貯金は一体いくらあれば安心なのか?」動画を視聴して学んだ答えはシンプルでした。6ヶ月分の生活費があれば十分だということ。

固定費を下げれば、心の自由度も上がる

「会社を辞めたい」「今の仕事から離れたい」と思ったとき、半年分の生活費があれば、焦ることなく次の行動に移すことができます。毎月の生活費が20万円なら120万円、30万円なら180万円。まずはこの金額を具体的な目標に設定すればいいんです。サラリーマンなら失業保険もあるため、さらに安心ですよね。

そして動画で一番驚いたのが、しゅうへい氏が愛媛の古民家に月々1,500円の家賃で住んでいるという事実。この衝撃的な事実は、都会で切り詰めた生活を送る以外の道が確かにあることを示しています。固定費を劇的に下げることで、精神的な自由度は格段に高まるんです。固定費を下げる努力も必要なんだなと気づかされました。

処方箋5:老後のことは過剰に心配しなくていい

動画を視聴して学んだ最も意外な事実がこれでした。高い確率で、老後のお金は「足りなく」なるのではなく、「余る」ということ。

老後2000万円問題の真実

正直、老後2000万円は欲しいなと感じていたので、絶対貯金しなきゃと思っていました。でも、動画で紹介されていたアメリカの調査結果には驚きました。

  • 資産が多い人が亡くなるまでに使った金額は、資産のわずか11.8%
  • 資産が少ない人でさえ、資産の25%しか使えていなかった

ほとんどの人が、若い時に必死で貯めたお金を使い切らないまま亡くなっているんです。お金を貯めていても実際にそこまで使わないという事実は、なんか意外だし安心しました!老後のために贅沢を我慢し続けた結果、いざ時間ができても体力や健康の問題で、旅行も食事も楽しめなくなってしまった。そんな話は決して珍しくありません。

もちろん、無計画にお金を使えということではありません。でも、老後を心配しすぎるあまり、「今しかできない楽しみ」や「今しかできない挑戦」を諦めてしまうのは、あまりにもったいないですよね。

処方箋6:あなたがいなくなっても、家族は大丈夫

「自分が死んだ後、家族のためにお金を残さなければ」という思い込みも手放していいと、動画を視聴して学びました。これも意外というか、驚きの考え方でした!

遺産が家族を不幸にすることもある

愛する家族にお金を残したいという気持ちは自然なものです。でも、動画で紹介されていたのは、遺産が原因で家族関係がこじれてしまうケースが少なくないという現実。財産分与をめぐる争いや、分割できない不動産の相続問題は、残された家族を幸せにするどころか、不幸の種になることさえあります。

はっきり言えば、お金を残さなくても、家族は生きていけるんです。死んだ後に残るのは、お金や財産だけではありません。動画を視聴して学んだのは、生きている間に家族と共に過ごした楽しい時間や、かけがえのない思い出をたくさん作っておくことの方が、よほど価値のある「財産」になるということでした

処方箋7:不安を捨て、後悔を恐れよ

動画を視聴して学んだ最後の処方箋が、これです。不安は、価値の低い「大量生産品」のような感情だということ。

本当に恐れるべきは「後悔」という感情

人は暇になると、悩み、不安になります。動画で紹介されていた例がすごく分かりやすかったんです。電車に乗り遅れそうで駅まで全力疾走しているときに、「ああ、将来が不安だなあ」などと考える余裕はありません。その瞬間は「間に合え!」ということしか頭にないはずです。

不安は行動していない「暇なとき」に、勝手に次から次へと湧いてくるありふれた感情です。動画で紹介されていた作家の林真理子さんの言葉には、心が震えました。

したことの後悔は日に日に小さくすることができる。していないことの後悔は日に日に大きくなる

この言葉は重いなぁと感じました。不安を言い訳にして行動しなかったことへの後悔は、時間が経つにつれてモンスターのように膨れ上がり、一生つきまとうんです。不安を手放せば、前向きに行動できるようになります。そして、行動することこそが、未来の後悔を減らす唯一の方法なんです。

まとめ:手に入れた自由で、あなたは何をしますか?

お金の不安は、避けられない現実ではなく、単なる思考の「習慣」。動画を視聴して学んだのは、私たちは自分自身が生み出す「妄想」に餌を与えるのをやめる選択ができるということでした。今回ご紹介した7つの処方箋は、そのための具体的な方法です。

後悔しない生き方をしていくために

休職中の私が一番心に刻んだのは、「していないことの後悔は日に日に大きくなる」という言葉でした。「不安」という言い訳をやめたとき、あなたが最初に行動に移す「後悔の種」は何ですか?私は今、復職したら何をしたいか、紙に書き出しています。不安に支配される人生ではなく、後悔しない生き方をしようと思えっているんです。

お金の不安で眠れない夜を過ごしている方がいたら、まずは騙されたと思って、悩みを紙に書き出してみてください。きっと、頭の中の怪物が案外小さいことに気づくはずです。

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