もしかして今、自分探しに疲れてない?「本当にやりたいことって何だろう」って考えすぎて、頭がパンクしそうになってない?実は私も適応障害で休職中に、まさにその迷路にハマってた一人なんだ。私は毎日のように「このまま復職していいのかな?」「もっと他にやりたいことがあるんじゃないかな?」って自問自答を繰り返してた。
でも、ある動画で大愚和尚の話を聞いて、なるほどって腑に落ちたんだよね。今日は動画から学んだ「自分探しの袋小路から抜け出す方法」について話してみたいと思う。もしかしたら、あなたの悩みも根本から変わるかもしれないよ。
実は「問い」そのものが間違ってるって話
動画を視聴して一番衝撃的だったのは、「自分が本当にやりたいことは何だろう?」っていう問い自体が苦しみの根源だっていう話。これ聞いた時、正直「え、まじで?」って思ったよ(笑)
和尚自身も「やりたいことが分からなかった」
でも考えてみたら確かにそうなんだよね。私なんて何年も「やりたいこと」を探し続けて、やってみては飽きて、きつくてやめて…の繰り返し。そりゃ疲れるし辛くなるわけだよ。動画の中で大愚和尚は、自分自身も「やりたいことが分からなかった」って正直に話してたんだ。
悟りや幸福って、頭で考えても分からないもので、体感でしか得られないものだって。やりたいことも同じで、頭の中でいくら考えても見つからないんだって。まだ解いたことのない数学の問題の答えを、公式も知らずにただ眺めているようなもの。自分自身にこの問いを投げかけ続けるという知的遊戯そのものが、私たちを迷わせているんだよね。
選択肢が多すぎて、逆に選べなくなってる現代

現代って本当に自由で選択肢が多いよね。でもそれが逆に私たちを不自由にしてるって話も、動画を視聴してすごく納得できた。いやほんとそうなんですよ、好きなことって何?なんなのさ!?ってなるから。
「志」から「夢」への変化が生んだプレッシャー
和尚が指摘してたのは、戦後の教科書から「志」っていう言葉が消えて、代わりに「夢」っていう言葉が加えられたってこと。「志」は他者や社会に向けられた意志なのに対して、「夢」は個人の幸福を追求するものなんだって。これって豪華なビュッフェみたいなものなんだよね。
目の前に無数の料理が並んでて一見幸福そうだけど、選択肢が多すぎると何も選べなくなっちゃう。今や本当にたくさんの選択肢がありすぎて、選ぶだけで脳がヒートを起こしているような感覚になるんだよね。
「何を選んでもいい」という自由の重圧
「好きなことをして生きなさい」っていうメッセージが、実は大きなプレッシャーになってるんだよね。自由って言われることが、かえって苦しいっていう矛盾。選択のプレッシャーで、私たちは身動きが取れなくなってしまってる。
あなたの「好き」は人生の羅針盤にはならない

動画を視聴していて、特に「そうそう!」って思ったのがこの部分。個人の「好き」という感情って、本当に移ろいやすいんだよね。
飽き性の私が身をもって実感した真実
いやこれも本当にそう思う!何なら自分自身飽き性だから、色んな所に興味を持っちゃって、結果的に長期的に何もできていないことがとてつもなく多いから!どんなに大好きなラーメンでも、毎日食べ続ければ飽きてしまうように、人の「好き」という感情は常に移ろい、変化し続ける。
もちろん、様々なことに興味を持って少しずつかじってみる生き方も素晴らしいんだけど、「好き」だけを基準に仕事や生き方を選ぶと危険なんだよね。飽きたり心変わりしたりするたびに方向転換を繰り返して、何一つ深めることができないまま時間だけが過ぎていく…これって私の人生そのものだったから、和尚の言葉が本当に刺さった。
処方箋:視点を「自分」から「他者」へ移してみよう

じゃあどうすればいいのか?動画で学んだ答えは、問いの視点を180度転換することだった。「自分が何をしたいか?」と内側に向いていた意識を、「自分の能力や感性を使って、どうすれば人の役に立てるか?」と外側に向けてみるんだって。
世の中は解決されるべき課題で溢れてる
私たちの周りを見渡せば、世の中は問題だらけなんだよね。一見華やかに見える世界にも、必ず光の当たらない「闇」や課題が存在する。教育、医療、宗教、政治…あらゆる分野に、困っている人や「これっておかしくないか?」と感じる状況は無数にある。
そこにこそ、私たちが「やるべきこと」のヒントが隠されてるんだって。自分ではなくて、自分以外のもの。そのような発想の転換をしてみることが大切なんだよね。
貢献とバランスの大切さ
とにかく貢献する意識が大切なんだなって思ったけど、ここで注意したいのはバランスだよね。貢献ばかりして結果的に適応障害になっちゃってる人も多いから。貢献しながらも自分を大切にする。この感覚を養っていきたいなって思ってる。
復職すると辛いことも多いのは間違いないだろうけれど、バランス保ちながら他の人の役に立ちたいな。このブログ自体も、少しでも役に立っているなら嬉しく思います。
自分探しの終わりと、貢献の始まり

動画を視聴して分かったのは、「やりたいことがわからない」という悩みの正体は、「自分」という狭い視点に囚われていたことが原因だったってこと。幸福って、ボタン一つで手に入る快適さの中にあるんじゃないんだよね。幸福は、難しい数学の問題を、うんうんと悩みながらも自力で解き明かした時の達成感に似てる。
答えをすぐ与えられるのは楽だけど、そこには本当の喜びはない。困難な課題に立ち向かい、乗り越えていく過程そのものに、深い充足感と生きる意味は宿るんだって。最後に、動画で印象的だった問いを紹介したい。
「『人生から何を得たいか』と問う代わりに、『人生は自分に何を求めているのか』と考えてみたら、何が見えてくるだろう?」
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