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『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』:退屈な日常を変えるための2つのメソッドとは

適応障害で休職中の僕は、毎日自分の部屋で勉強している。AIの勉強をしたり、本を読んだり。やるべきことはやってる。でも、ふと気づくと「あれ、なんか…つまらなくないか?」って思う瞬間があった。朝起きて、勉強して、ご飯食べて、また勉強して、寝る。その繰り返し。

でも、なんだろう、この「心が乾いてる感じ」は。そんなとき、ジュリア・キャメロンが書いた『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』っていう本の解説動画を見つけた。世界的なベストセラーらしい。動画の中で語られていた2つの習慣が、めちゃくちゃ気になった。「これ、もしかして…僕が探してたやつかも?」

頭の中を「排水」する?モーニング・ページって何だ?

目次

朝起きて、頭に浮かんだことを3ページ書く。ただそれだけ

動画で最初に紹介されていたのが「モーニング・ページ」っていう習慣。正直、初めて聞いた。やり方は超シンプル。毎朝起きたら、A4サイズのノートに、頭に浮かんだことをひたすら書く。3ページ分。それだけ。

ルールは意外と厳しい

モーニング・ページには、ルールがある。

  • 紙のノートに手書き(スマホはダメ)
  • 朝起きてすぐ(スマホを見る前)
  • 3ページ埋める(書くことなくても埋める)
  • 何を書いてもいい(「書くことない」でもOK)
  • 絶対に誰にも見せない

「3ページって…マジか」って正直思った。動画の中では「でっかい海を文字で埋めようとしてるみたい」って表現されてて、確かにハードル高そうだなって。でも、僕の脳内っていつも不安なことでいっぱいなんだよね。「あれできてない」とか「将来どうしよう」とか。そういうのが頭の中でグルグル回ってる。

「排水」って何?脳みそから水抜くの?

動画では、モーニング・ページのことを「理性脳の排水作業」って呼んでた。人間の脳には2種類ある。生き残るために論理的に考える「理性脳」と、好奇心や創造性を司る「アーティスト脳」。大人になると、理性脳ばっかり強くなって、アーティスト脳は隅っこで小さくなってる。

理性脳は「そんなことやっても無駄だよ」とか「もっと安全な道を選べよ」とか、いつも僕たちにダメ出ししてくる。理性脳の声が強すぎて、人生が「正しいけど退屈」になっちゃうらしい。モーニング・ページは、その理性脳を疲れさせるための作業。毎朝3ページ、頭の中のゴチャゴチャを全部書き出すと、理性脳は疲れ果てる。

すると、その日1日、普段は静かなアーティスト脳が顔を出すチャンスが生まれる。なるほどなぁ。確かに僕の頭の中、不安とか「やらなきゃ」でいっぱい。それを全部紙に吐き出したら、めっちゃスッキリしそう。

なんでスマホじゃダメなの?

「別にスマホのメモアプリでいいんじゃない?」って最初思った。でも、動画では「絶対に手書き」って言ってた。理由は、スマホだと思考より速く入力できちゃうから、浅くなるらしい。手で書くと、思考のスピードが適度に遅くなって、考えが深くなる。「思考のトルク(力)が増す」って表現されてた。

あと、もう一つ大事なルール。絶対に誰にも見せちゃダメ。誰かに見せた瞬間、それは自分との対話じゃなくて「パフォーマンス」になっちゃう。自分自身との信頼関係を壊す行為らしい。うーん、確かに。誰かに見られるって思うと、カッコつけちゃいそう。「ちゃんとしたこと書かなきゃ」って。それじゃ意味ないのか。

週に1度、自分だけのための「遠足」に行く

もう一つ紹介されてたのが「アーティスト・デート」っていう習慣。これも初耳。週に一度、1〜2時間くらい、自分一人のための「探検」や「遠足」に出かけること。ただし、絶対に一人で行く。

これ、誰のため?自分の中の「子供」のため

面白いのが、アーティスト・デートは「あなた」のためじゃなくて、あなたの中にいる「アーティスト脳」のためにあるってこと。普段無視されがちな、恥ずかしがり屋の内なる子供を、外に連れ出して楽しませるのが目的。誰かを連れて行っちゃダメな理由も納得。

一緒に行くと、相手が楽しんでるか気になっちゃうし、自分の感情が相手に引っ張られちゃう。それじゃ、内なるアーティストは心を開いてくれない。動画では「離婚した父親が、久しぶりに会う子供との時間に新しい恋人を連れてくるようなもの」って例えられてて、確かにそれは子供がっかりするよなって思った。

どこに行けばいいの?

アーティスト・デートの例として、動画ではこんなのが挙げられてた。

  • 子供の頃に好きだったけど、何年も行ってない場所
  • 図書館やスポーツジムなど、自分と縁がないと思ってた場所
  • バッティングセンターやダンスの体験レッスン

大事なのは、成果を出すことじゃない。冒険の「体験」そのもの。図書館で本を借りなくてもいいし、ダンスが上手になる必要もない。ただの「探検」で「遠足」。Amazonで欲しい物買うのとは全然違う。僕、ずっと部屋にこもってたから、これ良いかも。近所の図書館とか、公園とか、昔よく行ってた場所に一人で行ってみるのもありだな。

自分を最優先する訓練になる

動画の中で印象的だったのが、アーティスト・デートは「自分の人生で一番大事なのは自分だって癖をつける訓練」になるって話。例えば、友達から飲みに誘われても、アーティスト・デートの予定が入ってたらそっちを優先する。そうすることで、自分を大切にする感覚が身体に刻まれる。

自分を大切にしてこそ他の人を大切にできる。気持ちが強くなれるし、優しくもなれる。

この言葉、めっちゃ響いた。僕、いつも他人のこと気にしすぎて疲れてたかも。自分を大切にする練習、必要だな。
やってみようかな、モーニング・ページから

まずは小さく始めてみる

正直、3ページって結構ハードル高い。でも、やってみないとわからない。寝る前にA4ノートとペンを枕元に置いておけば、朝起きてすぐ書けるかも。スマホ見る前に。脳内の不安とか「やらなきゃ」を全部紙に吐き出したら、どんな感じになるんだろう。めっちゃスッキリしそう。

自分を取り戻すための、小さな一歩

「毎日が同じ」って感じてたのは、きっと自分の中の創造的な部分を無視してたからかもしれない。理性脳ばっかり働かせて、「ちゃんとしなきゃ」って頑張ってた。でも、本当に必要だったのは、もっと自分を大切にすること。自分の中の「やりたい」「楽しい」っていう声に耳を傾けること。

モーニング・ページとアーティスト・デート。この2つの習慣が、その入り口になるかもしれない。明日の朝、まずは1ページでもいいから書いてみよう。何を書くかわからないけど、とりあえずペンを動かしてみる。そこから何か変わるかもしれない。変化に乏しいって感じてた毎日。もしかしたら、変えられるかもしれない。

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