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「行動できない」と悩むあなたへ。休職中に学んだ、人生をゲームに変える『物語思考』の魔法

ヨンドメ

「また動けなくなった」
「明日こそ動き出そう」

と決意しても、朝になるとベッドから起き上がれない。やらなきゃいけないことは山積みなのに、体が重くて、心が固まって、何もできない。適応障害で4回も休職してしまった僕は、まさにそんな毎日を送っていました。「また失敗した」「また周りに迷惑をかけた」という思いが頭から離れず、普通に生きることすら怖くなっていました。

そんなとき、『物語思考』という考え方に出会いました。最初は「物語思考?何それ?」って感じでしたが、内容を知って衝撃を受けたんです。自分の人生を「客観的」に捉えて、「主人公」として演じるだけで、行動できるようになるって言うんですから。今日は、『物語思考』の5つのルールを、僕自身の気づきと一緒にお伝えしていきます。

目次

「物語思考」って何?行動できない僕を変えた逆転の発想

動画で学んだ『物語思考』には、人生を劇的に変える5つのルールがありました。正直、どれも今まで聞いたことのない斬新な考え方ばかりで、「え、そんな発想あり?」って何度も思いました。一つひとつ見ていくと、行動できない理由が面白いほど解けていくんです。

ルール1:「自分」を捨てて、「主人公」になりきる

動画を見ていて最初に「なるほど!」と膝を打ったのが、ルール1でした。人が行動できなくなる理由と、その解決策がシンプルで衝撃的だったんです。

なぜ「自分のこと」になると動けなくなるのか

人が行動できなくなるのは、「主観が強すぎる」からだって言うんです。友達の恋愛相談なら「早く告白しちゃいなよ!」って気軽に言えるのに、自分のこととなると急に怖くなって動けなくなる。完全に僕のことだって思いました。自分のことになると視野が狭くなって、恐怖心が何倍にも膨れ上がる。

頭では分かっているのに、体が動かない。そんな経験、ありませんか?

「主人公」を演じることで行動が当たり前になる

解決策が面白くて、「自分ではない『主人公』というキャラクターを創り出して、それを演じる」っていうんです。ここで重要なのは、村人のような脇役ではなく、あくまで「主人公」だということ。なぜ主人公じゃないといけないのか?それは、物語の主人公って行動することが期待されている存在だから。

主人公が毎日ぼーっと過ごしていたら、物語として成り立たないですよね。主人公を演じることで、「行動すること」が自然な役割になるんです。

矢沢永吉の言葉に隠された「自分を切り離す」魔法

動画では矢沢永吉さんの言葉が紹介されていました。

俺はいいけど矢沢は何て言うかな

自分と「演じるキャラクター」を切り離す感覚。僕はこれを聞いたとき、「あー、ある意味では別のペルソナを自分の中で生み出すってことか!」って腑に落ちたんです。考えてみれば、僕はずっと「モブの村人」みたいな感覚で過ごしてきたような気がします。主役じゃない、ストーリーに影響を与えない、ただそこにいるだけの存在。

だから動けなかったのかもしれません。でも、自分を主人公として設定し直せば?「怖い」という感情の正体である「自意識」から自由になれるんです。主人公は行動する存在だから、行動することが当たり前になる。この発想、斬新すぎませんか?

ルール2:失敗は「バッドエンド」じゃなくて「イベント」だと捉える

動画を見進めていくと、さらに衝撃的な考え方が出てきました。失敗の捉え方を根本から変えるルールです。普通なら心が折れてしまう出来事を、ゲームの攻略イベントのように楽しめるようになるんです。

失敗が「ストーリーを盛り上げるエッセンス」に変わる瞬間

普通、失敗って痛いですよね。心が折れるし、立ち直れないこともある。でも、自分の人生を物語として捉えると、失敗や困難は「ストーリーを盛り上げるためのエッセンス」に変わるって言うんです。漫画やゲームを思い出してみてください。主人公が順風満帆に進んでいくだけの物語って、つまらないですよね。

大きな壁にぶつかって、苦しんで、それでも諦めずに乗り越えていくからこそ、面白くなる。

4回の休職が「僕の物語を面白くするエッセンス」だったと気づいた

動画では具体例が紹介されていました。努力しても減らない体重、時間をかけても再生されない動画、勇気を出して送ったメッセージに返信がない。普通ならガッカリして諦めたくなる出来事も、「物語を面白くするためのイベント」として受け入れられるようになるんです。僕はこの部分を聞いたとき、「これいいなぁ!」って思ったんです。

だって、適応障害で4回も休職してしまったことが、実は僕の物語を面白くするエッセンスかもしれないって思えたから。バッドエンドじゃなくてイベント。失敗を恐れるんじゃなくて、物語の「見せ場」として受け入れる。心が折れづらくなるなら、物語思考って本当に役立つかもしれないって感じたんです。

ルール3:「どうなりたいか」を決めて、そこまでの物語を妄想する

ここからは実践編です。動画では、物語思考を実際に使うための具体的なステップが紹介されていました。目標設定の仕方が、また独特で面白いんです。

まずは「10年後の理想」を100個書き出す

最初にやるべきことは、自分が演じる主人公の「目標」を明確にすること。まずは「10年後にどうなっていたいか」という理想の状態を、具体的に100個ほど書き出すんだそうです。重要なのは、「頭のブレーキを外して」考えること。小さな目標を設定してしまうと、ワクワク感が生まれない。

妄想は自由なんです!

僕が選んだ目標は「ブロガーで生計を立てる」

僕はこの部分を聞いて、「あー、僕なら『ブロガーで生計を立てる』がやってみたいことかな!」って思いました。なぜブロガーなのか?それは、記事を生成して色んな考えに触れる行為そのものが楽しいから。書いていると、自分の考えが整理されていくし、誰かの役に立てるかもしれないって思えるんです。

「ギリギリ実現できそう」な目標が最もモチベーションを高める

動画では次に、理想に至るまでの道のりを「妄想できるか」をチェックすることが推奨されていました。もし、どうすればそこに辿り着けるのか全く想像できないなら、目標が高すぎる可能性がある。その場合は、目標を少し下方修正して、「ギリギリ実現できそう」で、かつ道のりが具体的に妄想できるレベルに設定し直すんです。

動画では人気ゲーム『モンスターハンター』のクエストに例えていました。簡単すぎるクエストも、逆に難しすぎるクエストも面白くない。僕たちが最も夢中になれるのは、まさに「ギリギリクリアできそう」なクエスト。この「ギリギリ感」こそが、最もモチベーションを高めるんです。

ルール4:意思決定を「キャラクター」に委ねる

目標が決まったら、いよいよ行動のフェーズです。動画で紹介されていた方法が、また面白くて実用的でした。

「このキャラクターなら、この場面でどうするだろう?」と問いかける

目標が決まり、演じるべき「キャラクター」が固まったら、実際に行動でキャラクターらしく振る舞うんです。いわば「行動で自分を洗脳する」感覚。何かを選択するとき、特にそれが怖さを伴う挑戦であるほど、自分にこう問いかける。

ヨンドメ

このキャラクターなら、この場面でどうするだろう?

自分の意思決定を理想のキャラクターに委ねる魔法

動画では具体例が紹介されていました。カフェで隣の席に素敵な人が座ったとします。いつもの自分なら怖くて話しかけられない。でも、「自分が作った主人公なら、ここで話しかけるだろうな」と思ったら、その通りに行動してみるんです。僕はこの考え方を聞いて、「自分の理想の姿に身をゆだねてみるって発想は面白い!」って思いました。

あくまでも「演じる」ということであり、自分がどう感じているかではなく、主人公に身をゆだねる。こんな発想はなかったな。

行動を繰り返すことでキャラクターが自分に馴染んでいく

動画では映画『マトリックス』の主人公ネオが例に出されていました。ネオは戦い続けるうちに、自分が救世主だと信じ始めた。行動を繰り返すことで、キャラクターが自分自身に馴染んでいくんです。いつも通りの自分で判断すれば、いつも通りの結果しか得られない。違う結果が欲しいなら、違う選択をする必要がある。

キャラクターを演じることは、今までとは違う選択を強制し、違う結果を手に入れるための極めて効果的な手法なんです。

ルール5:環境を変える(ただし正しい輪に入ることが重要)

最後のルールは環境について。ただし、動画で強調されていたのは「正しい環境」の選び方でした。ここを間違えると、努力が無駄になってしまうんです。

「目指している人」ではなく「達成した人」の輪に入る

重要なポイントは、「理想の状態になろうと目指している人」の集まりではなく、「すでに理想の状態になっている人がいるコミュニティに入る」こと。すでに成功している人たちの考え方や行動、基準値に触れることで、「自分にもできそうだ」という感覚が自然と芽生えてくるんです。

成功者の輪に入る2つの方法

もちろん、そうしたコミュニティに入るのは簡単ではありません。動画では具体的な方法が2つ紹介されていました。
1つ目は、オンラインサロンなどにお金を払って参加すること。2つ目は、相手にとって断れないほどの価値を提供すること、つまり「相手が一番して欲しいこと」を先回りして行うこと。

「100回挑戦する」覚悟が環境を変える

動画では「100回くらい挑戦する」覚悟を持つことが推奨されていました。諦めずにアプローチを続ける粘り強さが、自分を引き上げてくれる環境を手に入れる鍵となるんです。僕は正直、「成功している人の輪に入るのって、簡単にできるわけもないじゃん!」って感じでした。

でも、価値提供を続けることで何か環境が変わる可能性があるなら、記事投稿を継続していこうかなって思ったんです。

まとめ:あなたの物語を「転がし」始めよう

「行動できない」という悩みは、自分の人生を主観的に捉えすぎることが原因です。『物語思考』は、自分を主人公とし、人生を「読者目線」で客観視することで、失敗を物語のスパイスに変え、行動をゲームのように楽しむためのフレームワーク。

怖いこと、困難なことがあっても、「この方が物語は面白くなる」と考えて、挑戦と失敗を繰り返しながら、あなたの物語を前に「転がし」ていきましょう。あなたの物語の主人公は、明日、どんな一歩を踏み出しますか?

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