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適応障害で休職中の僕が気づいた「お金との向き合い方」

正直に言うと、今めちゃくちゃお金に困ってる。

適応障害で休職してから、通帳の残高を見るたびに胃がキリキリする。「あとどれくらいもつかな…」って計算してる自分がいて、夜も眠れない。だからこそ思うんだ。お金があれば、この不安から解放されるのにって。でも最近、精神科医の樺沢紫苑先生の話を聞いて、「え、ちょっと待って?」ってなった。

お金と幸せの関係って、僕たちが思ってるのとちょっと違うかもしれない。

目次

お金で買えるのは「安心」で、「幸せ」じゃなかった

樺沢先生が言うには、お金がもたらすのは「幸福」じゃなくて「安心」なんだって。最初聞いたとき、「いやいや、同じでしょ?」って思ったんだけど、よく考えると全然違う。

「安心」と「幸せ」は別物だった

お金の役割って、マイナスの状態をゼロに戻すこと。病気になったとき、失業したとき、そういう「やばい!」って状況を「とりあえず大丈夫」に戻してくれる。それが「安心」。でも「幸せ」って、ゼロの状態からプラスを生み出すものなんだよね。友達と笑い合ったり、好きなことに没頭したり、そういう「プラスの喜び」。

宝くじ当選者が破産する理由

考えてみれば、宝くじに当たった人が最終的に自己破産するって話、よく聞くじゃん?お金があれば幸せになれるなら、そんなことにならないはずなのに。これって、お金で得られる喜びは「慣れ」ちゃうからなんだって。最初は「やった!」って思っても、脳がすぐに慣れちゃって、もっともっとって求めちゃう。

僕自身、お金がないからって不安で仕方ないんだけど、「お金があれば幸せになれる」って思い込んでたかもしれない。でもそれって、ゴールのないマラソンを走り続けるようなものなのかもね。

貯金より「自分に投資する」方が実は安全だった

じゃあ、一番確実な「安心」って何だろう?普通に考えたら貯金だよね。でも樺沢先生は「最高の安全資産は自分自身」って断言してる。これ、めちゃくちゃハッとした。

誰にも奪われない究極の資産

貯金ってインフレで価値が減るリスクがあるけど、自分の経験やスキルは誰にも奪われない。

  • 本を読んだこと
  • 映画を観たこと
  • 旅行で感じたこと
  • 新しく学んだスキル

これ全部、自分の中に残り続ける「究極の資産」。樺沢先生自身も、何十年もの読書や映画鑑賞への投資が、今のベストセラー作家としての成功につながってるって言ってた。そういえば僕も、もともと物をあまり持たない方なんだよね。でもこれまでいろんな経験をしてきた。それが今の自分を作ってる。

ブログも自己投資の一つ

実はこのブログを日記形式で書き始めたのも、「経験を積み重ねたい」って思ったから。毎日の小さな出来事や気づきを言葉にすることで、自分の中に何かが蓄積されていく感じがする。お金がないから何もできないって思ってたけど、違うのかも。お金をかけなくても、図書館で本を借りたり、無料の講座に参加したり、こうやってブログを書いたり。

自己投資って、別に大金がなくてもできることなんだよね。

物より経験を買う方が幸せになれる

心理学の研究でも、「物を買うより経験を買った方が幸福度が上がる」って示されてるらしい。高い物を買った時の喜びはすぐ消えるけど、旅行とか映画の思い出って、何度思い出しても楽しいもんね。これからも色んな経験を積み重ねていきたいな。それが僕の中に残る、誰にも奪えない財産になるから。

本当の豊かさは、感謝の中にあった

で、ここからが一番大事な話。豊かさを感じるための鍵は、実は収入とは全く関係ないんだって。

3種類の幸福を知っていますか?

樺沢先生は幸福を3つに分けてる。

  • セロトニン的幸福:心と体の健康
  • オキシトシン的幸福:人とのつながり、友情、愛情
  • ドーパミン的幸福:お金、成功、達成

僕たちってさ、どうしてもドーパミン的幸福ばっかり追いかけちゃうんだよね。お金さえあれば、成功さえすれば、って。でも実は、すでに持ってる健康や、家族・友人とのつながりに感謝することの方が大事だったりする。

感謝は「慣れ」で薄れない

今あるものに感謝できない心は、どれだけお金を手に入れても満たされない。逆に感謝の気持ちって、ドーパミン的な喜びと違って「慣れ」で薄れないんだって。正直、最近は休職してることに焦りばかりで、感謝を忘れてた。感謝ワーク、サボってたんだよね。

でも今日、神社に行ってお世話になってる人たちに感謝する時間を持ったら、少し心が軽くなった。健康な体で歩けること、話を聞いてくれる人がいること、今日も朝が来たこと。当たり前に思ってたけど、全部ありがたいことだったんだなって。

お金を使うことは社会貢献

あと、お金を使うことへの罪悪感も手放していいんだって。収入が不安定だと、何か買うたびに「無駄遣いしちゃった…」って落ち込んじゃうけど。でも実は、お金を使うって社会貢献なんだよね。八百屋さんで大根を買えば、八百屋さんの収入になって、その一部は農家さんに渡る。僕の小さな行動が、誰かの生活を支えてる。

ヨンドメ

社会貢献できているって考えると、ちょっと気持ちが楽になる。

不安から解放されたら、何をしたい?

お金の不安から完全に解放されるのは難しいかもしれない。でも、3つの真実を知ってから、少しだけ見える景色が変わった気がする。お金があれば安心は手に入るけど、それだけじゃ幸せにはなれない。本当に信頼できるのは、自分の中に蓄積された経験やスキル。


そして、今あるものに感謝すること。感謝することって、お金がある・ないに関わらず、今すぐできることなんだよね。

僕が本当にやりたいこと

最後に、樺沢先生の問いかけを自分にも投げかけてみる。

「もし、お金の不安から解放されたら、あなたはその時間とエネルギーを何に使いたい?」

僕は…もっといろんな人と話したいな。こうやって自分の考えを言葉にして、誰かとシェアしたい。そして、新しいことを学び続けたい。お金がないからって、立ち止まる必要はないのかもしれない。今日も一歩、前に進んでみよう。

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