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燃え尽きない仕事術|適応障害経験者が学んだ「正願」という生き方

疲れ果てて「もう限界…」と感じたこと、ありませんか?私は4度の適応障害を経験し、現在も休職中です。メンタルクリニックに向かう電車の中で、私はとある大愚和尚の動画を視聴しました。今回は、大愚和尚が教える「燃え尽きずに結果を出す仕事術」を、適応障害を通じて学んだ私なりの視点でお伝えします。

同じようにメンタルの不調で悩む方、働き方に迷いを感じている方に、少しでもヒントになれば嬉しいです。

目次

働く前に決めておくべき人生の「正願」とは

「今年中に昇進したい」「売上目標を達成したい」…こうした短期的な目標ばかり追いかけていませんか?大愚和尚が説く「正願」は、そんな一時的なイベントとは全く違います。正願とは人生をかけて歩み続ける自分自身の本流のこと。せっかく生きているのだから、社会に何か一つを加えて生きる。

自分が生かされている世界に対して、ささやかでも恩返しをしたいという想いが核にあるのです。

適応障害を経験した私の「正願」

私の場合、本業では子供たちの支援をしています。建前に聞こえるかもしれませんが、その子たちが少しでも明るく将来に向かって羽を伸ばしてもらえることが私の願いです。そしてもう一つ。4回も適応障害になった経験を活かし、私のような状況の人を一人でも減らせるような情報発信をしていくことも、私の正願だと感じています。

なぜ「正願」が燃え尽きを防ぐのか

正願が定まっていると、日々の出来事に一喜一憂しなくなります。燃え尽きの多くは、短期的な目標達成や一時期の興奮を追いかけることでエネルギーを消耗してしまうことから生じるからです。正願は、道中で困難があっても進むべき方向を見失わずに歩み続けるための、人生の揺るぎない羅針盤となるのです。

心を守る4つの実践的習慣

正願が決まったら、次は日々の実践です。大愚和尚が教える4つの習慣は、どれも私の適応障害経験と重なる部分がありました。

習慣1:「学ぶ」― 相互理解こそがチームを動かす

学ぶというのは、資格取得だけではありません。重要なのが「関わっている人について学ぶ」ことです。完璧な人間などいません。誰にも得意なことがあれば、苦手なこともたくさんあります。相手の長所を認め、同時に短所や至らない部分も受け入れる。そして、自分の弱さもまた、相手に受け入れてもらう。

正直、この相互理解は本当に難しいです。でも、信頼に基づいた関係を築くためには欠かせない要素だと実感しています。これからも毎日勉強していくしかないですね。

習慣2:「諦める」― 「やらない」ことを決める勇気

「諦める」には二つの意味があります。一つは「明らかにする」こと、もう一つは「ギブアップする」ことです。何をやるか、誰とやるか、どこでやるかを明確にし、優先順位をはっきりさせる。そして同時に、何を手放すべきかを決める勇気を持つのです。私が「やらない」と決めたことは次のとおりです。

  • お酒を飲むこと
  • 脂っぽいものやジャンクフードを食べること
  • 夜更かしをすること

これらをやめてから、少しずつメンタルが良くなっているのを実感しています。「やらないこと」を決めておくのは本当に大切だと思います。

習慣3:「進める」― 6割で見切り発車する勇気

完璧主義は行動を止めてしまいます。大愚和尚は「6割か7割できたら見切り発車する」と言います。どうせ完璧には生きられないので、物事が6割7割、ちょっとこう風にしてったらいいかなと思ったら、もう見切り発車の連続です。これ、本当にその通りだと思います。完璧を求めると足が止まっちゃうし、結果的に何も成し遂げられない。

私も身に染みて感じているから、何なら3割程度の目標でもいいから動くことを止めないことが大切だと思っています。

習慣4:「考える」― 内省する時間を意図的に作る

がむしゃらに進むのではなく、意図的に立ち止まって反省する時間を設けることも重要です。私にとっては、このブログが「内省」そのものです。ブログにアウトプットする活動が色々な気づきにつながるから、今後も継続していきたいと思っています。

まとめ:仕事術は人生の歩き方そのもの

「学ぶ」「諦める」「進める」「考える」という4つの習慣は、単なる小手先の仕事術ではありません。人生の羅針盤である「正願」に向かって、日々の出来事に振り回されることなく歩んでいくための「人生の歩き方」そのものです。完璧を求めず、でも着実に前に進む。そんな働き方をしていけば、いつか報われるはずです。

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